アカシア桃日記

ダンサー・施術者/丹羽洋子のブログです

ダンスと施術が重なるところ

最近、ずっともやもやしていたことが、自分の中で少しクリアになってきました。

 

先日、游文舎の霜田さん詩人の魚家さんとご一緒させていただいて、上越の季村江里香さんのお宅に伺い、うみまちアートの会場で江里香さんの作品を見てきました。(10月季村江里香展@游文舎で踊らせていただきます!)

帰りの車の中、作品とコミュニケーションということらへんがぐるぐるして、私の中でダンスと施術がそんなに違うものではないということを、というか、私がダンスでやりたいと思っていたこと、やりたいというか、見てくれた人がこうなってくれたらいいな、みたいな、ダンスを通してその先に自分を見てるというか。以前自主公演をしたとき、どんな人に見てもらいたいか、届けたいか、ということを考えた時、私が自分のダンスを見て欲しいと思うような、今ちょっとしんどい状態にいる人、きっと見れてよかったと思ってくれる人がいるはずと思ってた。でもそういう状態の人ってなかなか人の集まる場、劇場とかには行かない、行けないよな、、とも思ってた。普通に考えてそういう人は劇場よりもまず病院とか整体とかに行くんじゃないかと今は思うけど、当時の私にはそういう頭はなくて体験的に劇場に、ダンスに、そういう力、何かしらの救いというか、作用があると思っていたんだと思う。し、今もそれは変わらない。

 

ダンスと施術、自分の中で平行線な感じだったのが最近は重なってきている感じがあって。どちらも「からだ」と「動き」をコミュニケーション、表現の手段として、場を共有する人が自分の内面に触れる体験、自分らしく生きることの下支え、もしくはそれらの手がかりとなり得る場をつくりたいと思っている。のだなと、自分で納得できてちょっとスッキリしました。

f:id:cheesecake-love:20230907235846j:image

 

 

 

 

 

#自分に触れる